「ダム現場における問題点」部会は平成26年から再 スタートして、CMED会員から地区研修会などを通じ意見収集を行い問題解決にむけて継続的に取り組んでいます。ダム現場における問題点として、技術の継承、人材育成、ダム工事の採算性などがあげられます。さらに近年では、「働き方改革関連法」にともな う課題も見えてきています。具体的には4週8閉所が可能な工期設定、一人当たりの作業時間短縮による人員増員対策や給与低下対策などです。
具体的な取り組みとして、国土交通省の本省、各地方整備局、ダム技術センター、水資源機構、建設コンサルタンツ協会との意見交換を行っています。また、これらの活動と並行して国土交通 省水管理国土 保全局治水課との「働き方改革」WG を立上げ、課題の解決に向けた提案を行い実現に向けた方策を協議しています。