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会長挨拶

ダム工事総括管理技術者会 藤田 司 会長挨拶

藤田司会長挨拶
 平成31年度CMED会 会長をつとめます安藤ハザマの藤田と申します。副会長には大成建設の黒木、西松建設 村田。そして総勢22名の常任幹事で平成31年度のCMED会を運営してまいりますのでよろしくお願いいたします。 

 昨年のCMED会は、地区研修会を会員の相互情報交換を目的として東北、九州、四国の三箇所で実施し、また、ダム再開発、ダム現場の問題点部会、シニヤエンジニア活躍推進部会の3つの部会を進めました。また、発注者との意見交換会は、九州地整様との意見交換を皮切りに全国7つの地整、そして本省、水資源機構様で実施しました。意見交換の議題は、政府が推進する働き方改革に対応して、4週8休体制の実現に向けた具体的な問題点の抽出を対応策、そして、今やダム現場特有の課題となっている4週6休B体制での工程設定についてなどについて、歯に衣を着せない率直な意見交換がなされました。

  その中で、発注者としても管理者側、と実務を受け持つ側で認識のズレや、見解の相違などが顕在化しており、この問題の難しさを露呈する形となっています。

  今年のCMED会は、先にも申しあげたとおり、政府の働き方改革の推進に対応して、4週8休体制にした場合のダム現場における諸問題を具体的かつ迅速に解決すべく努力してまいりたいと思います。すでに、実施している発注者との意見交換のほかに、新たに合同の作業部会を発足させ、より具体的な対応策を実現できるよう、努力してまいります。

  実はダム工事の大きな問題点は、働き方改革に対応した課題という綺麗ごとばかりではなく、他の工種に比べてもダム工事の収支が悪化していることにあります。休日の取得など職場環境の改善や労務賃金の維持向上などの働き方改革に対応するためにも、工事収支の改善は第一に考えていかなければなりません。

  ダム工事も最近活況を呈しているとはいえ、年に20ダムも着工になった時代とはくらべものにならない位減っています。その結果、ダム用建設機械損料については、転用率の低下、標準運転日数、維持修理費率、耐用年数、供用日損料・運転時間当たり損料の構成比率などが、実態と合わなくなってきています。

  また、日8時間労働、年間時間外労働時間の上限360時間を遵守しようとした場合の、手取り賃金の維持に向けた具体的な方策や歩掛りの見直しが必要です。今までは賃金対象時間11時間 2交替で作業が行うことができました。しかし、今後はどうしても3交替とする必要があります。そうした場合、作業員からみると、一日の手取り賃金は11時間分から単純に8時間以下に減少してしまう。働かない分減少するといえばそれまで」ですが、現実論、低い賃金水準ではこの人手不足の中、労働者の確保が難しくなることが予想されます。

  このように、働き方改革への対応といっても、様々な課題が複雑にからみあっていることから、ひとつひとつ地道に解決していかなければなりません。

  この4月から働き方関連法案が施行されます。いずれにしましても、早急に解決すべく、22人の常任幹事、力を合わせて取り組んでまいります。

ダム工事総括管理技術者会 会長 藤田 司

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