近年は、気候変動に起因すると言われる異常気象により洪水被害の増大や渇水リスクの増大が顕著になっています。このようなリスクに対するダムヘの期待は大きくなっています。しかし、ダム建設の適地が少なくなっていることや財政状況やダム不要論など社会状況の変化により新規ダムの建設は難しい状況です。ダムの再開発はこのような課題に対し、既存ダムのかさ上げ・施設強化・貯水池掘削などによりダムの機能強化や新たな目的を付加し て対応しようとするものです。 |
ICT化の現状分析と今後のあるべき姿について検討するため、今年度より活動を開始した部会です。ダム現場等で現在取り組んでいる事例、およびダム現場に今後望まれるICT(現状では夢のような内容を含む)の調査を行うとともに、IT業界等へのヒアリングを行い、今後求められるダム工事関係のIT技術の実現性などについて意見交換を行う等の活動を予定しています。 |
CMED会は、発足以来22年を経過し、会員数は640名を数える組織として成長・発展してきました。 1.CMED会の組織のあり方について |
ダム現場の安全確保のためにCMED会として積極的に関わり、諸問題の解決のための提案をしていこうという趣旨のもと平成17年度から活動を始めた部会です。現状に対する認識と現場の声について、発注者、設計者および施工者が情報を共有して議論を進めていく機会を設けながら、より安全な現場環境作りを目指し活動しています。 |
入札制度あるいは契約制度に関する課題や現行の制度のなかでダム工事の入札方式として適用拡大すべき方式および今後の取り組み方針について検討するとともに、各関係機関との意見交換を実施しております。 |
現在、我が国の建設産業は、人口減少や公共投資の圧縮により需給バランスが崩れ、産業全体としてかつてない厳しい状況に直面しています。とりわけ、ダム建設に関しては、治水・利水計画の個別見直しを終え、今後事業が継続するとしても厳しい状況は続くと考えられます。一方海外の建設市場に目を向ければ、アジア市場を中心に、競争力をつけた欧米企業や韓国企業が多数参画してきています。 |
本検討部会は、我々ゼネコンの第一線で働く施工技術者が、ダム建設技術の根幹をなす止水技術についての正しい知識,正しい判断力を習得するために、これまでに完成したダムにおけるグラウチング工施工実績を持ち寄り、問題点や課題を抽出,整理し、その原因や対策について議論し、習熟した知識を共有するために開催することを目的とする勉強会,検討会であります。 |
いままでの調査・研究等の成果を掲載しております。是非、お役立て下さい。 |