活動報告 -部会活動-
「ダムの再開発」部会

 近年は、気候変動に起因すると言われる異常気象により洪水被害の増大や渇水リスクの増大が顕著になっています。このようなリスクに対するダムヘの期待は大きくなっています。しかし、ダム建設の適地が少なくなっていることや財政状況やダム不要論など社会状況の変化により新規ダムの建設は難しい状況です。ダムの再開発はこのような課題に対し、既存ダムのかさ上げ・施設強化・貯水池掘削などによりダムの機能強化や新たな目的を付加し て対応しようとするものです。
 「ダム再開発」部会は、平成25年からダム再開 発事業において採用した先進的な高度技術を対象として施工実績の細部調査比較検討を行っています。高度技術を整理比較分析す ることにより工法の優位性・適用性を明確にして今後の事業の調査、設計、施工計画を進めるダム技術者に有効な資料を提供することを目的としています。

掲載情報一覧へ

「ダム工事における問題点」部会

 「ダム現場における問 題点J 部会は平成26年から再 スタートして、CMED会員から地区研修会などを通じ意見収集を行い問題解決にむけて継続的に取り組んでいます。ダム現場における問題点として、技術の継承、人材育成、ダム工事の採算性などがあげられます。さらに近年では、「働き方改革関連法」にともな う課題も見えてきています。具体的には4週8閉所が可能な工期設定、一人当たりの作業時間短縮による人員増員対策や給与低下対策などです。
 具体的な取り組みとして、国土交通省の本省、各地方整備局、ダム技術センター、水資源機構、建設コンサルタンツ協会との意見交換を行っています。また、これらの活動と並行して国土交通 省水管理国土 保全局治水課との「働き方改革」WG を立上げ、課題の解決に向けた提案を行い実現に向けた方策を協議しています。

掲載情報一覧へ

「シニアエンジニア活躍推進」部会

 新規ダム建設事業の減少、技術者の高齢化に加えダム事業の個別検証の影響もあり、発注者、設計者、施工業者のダム経験者が減少し、ダム技術の伝承ができていない状況にあります。
 「シニアエンジニア活躍推進」部会は、会社を退職したダム工事総括管理技術者の資格を有する方(以下シニアエンジニア)の力をおかりして、ダム関連工事の計画立案や施工管理、ダムの安全点検、若手技術者への講演・指導等において、シニアエンジニアの知恵と経験を 活かして施工者だけではなく発注者、設計者にダム技術のサポートを行うことを目指しています。本部会は平成28年から活動を開始し、現在のシニアエンジニア部会登録者は35名です。

掲載情報一覧へ

Copyright 2006-2009 THE ASSOCIATION OF CERTIFIED CHIEF MANAGING ENGINEER FOR DAM CONSTRUCTION All rights reserved.