活動報告 -これまでの部会活動-
部会活動実績
「ダムの再開発」部会

 近年は、気候変動に起因すると言われる異常気象により洪水被害の増大や渇水リスクの増大が顕著になっています。このようなリスクに対するダムヘの期待は大きくなっています。しかし、ダム建設の適地が少なくなっていることや財政状況やダム不要論など社会状況の変化により新規ダムの建設は難しい状況です。ダムの再開発はこのような課題に対し、既存ダムのかさ上げ・施設強化・貯水池掘削などによりダムの機能強化や新たな目的を付加し て対応しようとするものです。
 「ダム再開発」部会は、平成25年からダム再開 発事業において採用した先進的な高度技術を対象として施工実績の細部調査比較検討を行っています。高度技術を整理比較分析す ることにより工法の優位性・適用性を明確にして今後の事業の調査、設計、施工計画を進めるダム技術者に有効な資料を提供することを目的としています。

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「ダム現場のICT化」検討部会

ICT化の現状分析と今後のあるべき姿について検討するため、今年度より活動を開始した部会です。ダム現場等で現在取り組んでいる事例、およびダム現場に今後望まれるICT(現状では夢のような内容を含む)の調査を行うとともに、IT業界等へのヒアリングを行い、今後求められるダム工事関係のIT技術の実現性などについて意見交換を行う等の活動を予定しています。

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「CMED会のあり方」検討部会

CMED会は、発足以来22年を経過し、会員数は640名を数える組織として成長・発展してきました。
一方、社会的にはダム事業数の減少や総合評価落札制度等の新しい入札制度への移行、技術的にはICT施工や台形CSGダム等の新工法など、CMED会の創設当初に比較しダム建設を巡る環境は大きく変化しており、さらに平成21年9月の政権交代によりダム事業のあり方を大きく見直す動きもあり想像を超えた大きな変革期にさしかかろうとしております。このような状況を踏まえ、CMED会が将来に亘りダム現場にとって真に役立ち存在意義のある組織として活躍していくため、今後の「CMED会のありかた」について検討を進めております。
平成22年度は以下の3つのテーマに分けて取組み検討を行っております。

1.CMED会の組織のあり方について
2.ダム事業の必要性について
3.海外でのダム施工について

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「ダム現場の安全」検討部会

ダム現場の安全確保のためにCMED会として積極的に関わり、諸問題の解決のための提案をしていこうという趣旨のもと平成17年度から活動を始めた部会です。現状に対する認識と現場の声について、発注者、設計者および施工者が情報を共有して議論を進めていく機会を設けながら、より安全な現場環境作りを目指し活動しています。

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「ダムの入札制度」検討部会

入札制度あるいは契約制度に関する課題や現行の制度のなかでダム工事の入札方式として適用拡大すべき方式および今後の取り組み方針について検討するとともに、各関係機関との意見交換を実施しております。

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